天皇杯2回戦全32試合まとめ 鳥取と京都産業大がJ1勢を破る
8月26日に行われた天皇杯 JFA 第106回全日本サッカー選手権大会2回戦では、どこでカテゴリーを越える結果が生まれ、3回戦へどのチームが進んだのか。
JFA公式の「日程・結果」とトーナメント表で全32試合を確認すると、鳥取県代表のガイナーレ鳥取がJ1の名古屋グランパスを3-1で破り、京都府代表の京都産業大学もJ1の水戸ホーリーホックに2-0で勝利した。鹿児島県代表の鹿児島ユナイテッドFCはJ2のアルビレックス新潟に4-0で勝っている。
この記事では、全32試合の結果、延長戦とPK戦の内訳、注目結果、3回戦の全16カードをまとめる。
- 90分で決着:26試合
- 延長戦で決着:4試合
- PK戦で決着:2試合
- J1勢を破った都道府県代表:ガイナーレ鳥取、京都産業大学
- 3回戦に進んだ大学チーム:京都産業大学
2回戦で何が起きたのか
32試合のうち26試合は90分で決着した。一方、ジュビロ磐田対テゲバジャーロ宮崎、いわきFC対大分トリニータ、モンテディオ山形対藤枝MYFC、清水エスパルス対FC大阪の4試合は延長戦で勝者が決まった。
ジェフユナイテッド千葉対アスルクラロ沼津は1-1、アビスパ福岡対ヴェルスパ大分は0-0からPK戦へ進み、それぞれ千葉と福岡が勝ち上がった。延長・PK決着は計6試合だった。
カテゴリーを越える結果では、JFA公式トーナメント表で鳥取県代表と記載された鳥取がJ1の名古屋に勝利し、京都府代表の京都産業大もJ1の水戸を退けた。鹿児島県代表の鹿児島はJ2の新潟に4得点を挙げている。
8月26日の全32試合結果
スコアの「延長」は延長戦での決着、「PK」はPK戦での決着を示す。試合はJFA公式トーナメント表の番号順に掲載する。
試合番号25〜40
- 鹿島アントラーズ 3-0 アトレチコ鈴鹿
- 北海道コンサドーレ札幌 1-3 ヴァンフォーレ甲府
- 名古屋グランパス 1-3 ガイナーレ鳥取
- 東京ヴェルディ 4-1 ザスパ群馬
- 川崎フロンターレ 3-1 栃木SC
- ジュビロ磐田 0-1 テゲバジャーロ宮崎(延長)
- ガンバ大阪 2-0 レイラック滋賀FC
- 徳島ヴォルティス 3-0 FC徳島
- サンフレッチェ広島 4-1 沖縄SV
- いわきFC 2-0 大分トリニータ(延長)
- ファジアーノ岡山 3-0 ベルガロッソいわみ
- ジェフユナイテッド千葉 1-1 アスルクラロ沼津(PK 8-7)
- ヴィッセル神戸 2-1 ヴェロスクロノス都農
- サガン鳥栖 4-0 カターレ富山
- アビスパ福岡 0-0 ヴェルスパ大分(PK 5-4)
- 横浜FC 3-1 クリアソン新宿
試合番号41〜56
- 柏レイソル 2-1 専修大学
- FC今治 4-1 ブラウブリッツ秋田
- 横浜F・マリノス 1-0 福島ユナイテッドFC
- 水戸ホーリーホック 0-2 京都産業大学
- 浦和レッズ 3-0 山梨学院大学
- RB大宮アルディージャ 2-0 ヴァンラーレ八戸
- セレッソ大阪 3-1 FC岐阜
- アルビレックス新潟 0-4 鹿児島ユナイテッドFC
- 京都サンガF.C. 1-0 FCマルヤス岡崎
- モンテディオ山形 3-5 藤枝MYFC(延長)
- 清水エスパルス 2-1 FC大阪(延長)
- V・ファーレン長崎 3-2 愛媛FC
- FC町田ゼルビア 3-0 いわてグルージャ盛岡
- ベガルタ仙台 1-2 栃木シティ
- FC東京 6-0 AC長野パルセイロ
- 湘南ベルマーレ 1-0 ラインメール青森
カテゴリーを越えた3つの結果
鳥取県代表の鳥取がJ1名古屋に3得点
鳥取は名古屋を3-1で破った。JFA公式トーナメント表では鳥取が鳥取県代表、名古屋がJ1と記載されている。鳥取は90分で3得点を挙げ、3回戦で東京ヴェルディと対戦する。
京都府代表の京都産業大がJ1水戸に完封勝利
京都産業大は水戸に2-0で勝利した。京都産業大は京都府代表、水戸はJ1として公式表に記載されている。専修大学と山梨学院大学は2回戦で敗れたため、京都産業大が3回戦に残った唯一の大学チームとなる。次戦の相手は横浜F・マリノスだ。
鹿児島県代表の鹿児島がJ2新潟に4-0
鹿児島は新潟に4-0で勝った。ここで新潟をJ1として扱うことはできない。JFA公式トーナメント表の2026年カテゴリー表記は新潟がJ2、鹿児島が鹿児島県代表である。鹿児島は3回戦でセレッソ大阪と対戦する。
宮崎が延長戦で磐田を1-0で破った試合も注目されるが、公式表では両チームともJ2表記であり、カテゴリーを越えた勝利ではない。藤枝対山形、栃木シティ対仙台も同様にJ2同士のカードだった。
延長戦とPK戦
延長戦で勝ち上がったのは宮崎、いわき、藤枝、清水の4チームだった。磐田対宮崎は0-0から延長で宮崎が1点を挙げ、いわきは延長で大分に2-0。山形対藤枝は藤枝が5-3、清水対FC大阪は清水が2-1で勝利した。
PK戦は2試合。千葉は沼津との1-1からPK戦を8-7で制し、福岡はヴェルスパ大分との0-0からPK戦を5-4で制した。「PK戦3試合」ではなく、JFA公式表で確認できる2回戦のPK決着はこの2試合である。
3回戦の全16カード
3回戦では、2回戦を突破した32チームが次の16カードに分かれる。JFA公式トーナメント表の試合番号57〜72の順に並べる。
- 鹿島アントラーズ vs ヴァンフォーレ甲府
- ガイナーレ鳥取 vs 東京ヴェルディ
- 川崎フロンターレ vs テゲバジャーロ宮崎
- ガンバ大阪 vs 徳島ヴォルティス
- サンフレッチェ広島 vs いわきFC
- ファジアーノ岡山 vs ジェフユナイテッド千葉
- ヴィッセル神戸 vs サガン鳥栖
- アビスパ福岡 vs 横浜FC
- 柏レイソル vs FC今治
- 横浜F・マリノス vs 京都産業大学
- 浦和レッズ vs RB大宮アルディージャ
- セレッソ大阪 vs 鹿児島ユナイテッドFC
- 京都サンガF.C. vs 藤枝MYFC
- 清水エスパルス vs V・ファーレン長崎
- FC町田ゼルビア vs 栃木シティ
- FC東京 vs 湘南ベルマーレ
岡山の相手はアスルクラロ沼津ではなく、PK戦で沼津を破ったジェフユナイテッド千葉である。鳥取、京都産業大、鹿児島は、3回戦でそれぞれ東京V、横浜FM、C大阪と対戦する。
2回戦の結論
8月26日の2回戦では、多くのJクラブが勝ち上がった一方、都道府県代表が上位カテゴリーのクラブを破る結果も生まれた。とくに鳥取と京都産業大はJ1勢に勝利し、鹿児島もJ2新潟に4-0という明確なスコアで勝った。
全32試合を通して見ると、90分決着が26試合を占めた一方で、延長4試合とPK2試合もあり、勝ち上がり方は一様ではない。3回戦では、2回戦でカテゴリーを越えた3チームが再びJ1勢と対戦する。ここが次のラウンドを追ううえでの焦点となる。










