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相模原の圧力か、金沢の反撃力か 立ち上がりが握るJ3第3節の行方

相模原の圧力か、金沢の反撃力か 立ち上がりが握るJ3第3節の行方

相模原の圧力か、金沢の反撃力か 立ち上がりが握るJ3第3節の行方

前節、SC相模原は敵地で4得点。ツエーゲン金沢は2点を先行されながら4得点を奪い返した。ともに攻撃が動いた直後の対戦で、最大の焦点は明確だ。

相模原が前線から主導権を握るのか。それとも金沢がその圧力を越え、得点力を発揮するのか。 序盤の攻防が、その答えを大きく左右する。

この記事で分かることは次の3点だ。

  • 第2節終了時点の順位と直近の試合内容
  • 相模原の前線守備と金沢の攻撃がぶつかるポイント
  • 勝敗を左右しそうな選手と試合展開
目次

対戦の前提:相模原は4位、金沢は8位

無敗の相模原を、前節で初勝利を挙げた金沢が追う一戦となる。

2026/27明治安田J3リーグ第3節は、2026年8月23日(日)18時に相模原ギオンスタジアムでキックオフされる。ホームのSC相模原はシュタルフ悠紀リヒャルト監督、ツエーゲン金沢は辻田真輝監督が率いる。

第2節終了時点の状況は以下の通りだ。

  • SC相模原:4位、1勝1分け、勝点4
  • ツエーゲン金沢:8位、1勝1敗、勝点3
  • 会場:相模原ギオンスタジアム
  • キックオフ:8月23日(日)18時

相模原は開幕節でロアッソ熊本と引き分けた後、第2節でザスパ群馬に4-1で勝利した。前半25分に島川俊郎、45分に竹内崇人が得点。後半は佐々木快が60分と63分に続けて決め、試合を大きく動かした。

金沢は開幕節で栃木SCに2-3で敗れたが、第2節では福島ユナイテッドFCに4-3で勝利した。0-2から鈴木遼が2得点、大澤朋也が1得点を挙げて逆転。88分に追いつかれた後も、白輪地敬大が90分+4分に決勝点を奪った。

最大の焦点:相模原の圧力を金沢がどう越えるか

相模原が前向きにボールを奪える回数を増やせば、試合はホームチームのテンポになりやすい。

相模原は第2節、島川と竹内の得点で前半のうちに2点を先行した。後半には佐々木が3分間で2得点。Jリーグ公式の見どころでは、相模原は前線から積極的なプレスをかけたと紹介されている。4得点との因果は断定できないが、守備から攻撃へ移る局面は注目点になる。

金沢にとって重要なのは、相模原の最初の守備を受け続けないことだ。自陣で横方向のパスが増えれば、相模原の前線と中盤は次の奪いどころを定めやすくなる。一方、最初の圧力を外して前進できれば、相模原の守備陣を後ろ向きに走らせる機会が生まれる。

金沢は第2節でシュート20本を記録し、前半の0-2から試合をひっくり返した。劣勢でも攻撃を止めなかった点は、この試合でも大きな武器になる。

ただし、同じ試合で3失点している。相模原の速い攻撃に対し、金沢が攻撃参加した選手の背後をどう埋めるかは避けられない課題だ。

ここがポイント: 相模原は高い位置で奪って短く攻めたい。金沢はその守備を一度越え、相模原の陣形が整う前に前進したい。

注目マッチアップ:佐々木快と金沢の最終ライン

相模原の佐々木快をゴール前で自由にさせないことが、金沢守備陣の最優先事項になる。

背番号9の佐々木は、第2節の群馬戦で今季初得点を含む2ゴールを記録した。60分と63分に得点している。

重要なのは得点数だけではない。わずか3分の間に2得点した。金沢がボール保持から攻撃へ人数をかける場合、失った直後に佐々木へのパスコースを消せるかが問われる。

金沢の守備陣では、山本義道、畑尾大翔、長倉颯らが第2節に先発した。誰が第3節で起用されるかは未確定だが、中央の守備者だけで佐々木を管理するのは難しい。中盤がパスの出し手へ寄せ、最終ラインが背後への動きを確認する連動が必要になる。

相模原側も、佐々木だけに頼る必要はない。第2節では島川と竹内も得点しているため、金沢が最終ラインへ意識を寄せすぎれば、中盤から入ってくる選手が空く可能性がある。

金沢の反撃を支える鈴木遼の前進力

金沢の攻撃では、背番号28の鈴木遼が相模原の守備を動かせるかに注目したい。

鈴木は第2節の福島戦で2得点。49分にはペナルティーエリア外から左足で決め、76分にはエリア内から右足で得点した。公式記録では第2節終了時点でチーム最多タイの2得点、チャンスクリエイト総数は8を記録している。

この数字が示すのは、鈴木が単に外側で幅を取るだけの選手ではないということだ。遠い位置からシュートを選び、さらにゴール前まで入れる。相模原のサイド守備が鈴木へ強く出れば、その背後や内側に別の進路が生まれる可能性がある。

相模原では沖田空、綿引康、ピトリック、常田克人が第2節に先発した。第3節の配置は未確定だが、鈴木と対面する選手は次の二択を迫られる可能性がある。

  • 早めに寄せ、前向きなプレーを制限する
  • 内側を締め、外からのクロスにはゴール前の人数で対応する

前者は背後を使われる危険があり、後者は鈴木にシュートや配球の時間を与える。相模原がどこまで前から追い、その後方で誰が鈴木を受け渡すかが見どころになる。

両チームの得点分布が示す違い

相模原は中央のフィニッシュ、金沢は複数の経路からの得点が目立つ。

第2節までの相模原では、佐々木が2得点、島川と竹内が各1得点。前線だけでなく中盤からも得点者が出ている一方、4得点はすべて群馬戦で生まれた。金沢戦では、同じ強度と決定力をホームでも再現できるかが試される。

金沢は2試合で6得点。鈴木が2得点し、ブワニカ啓太、大澤朋也、榊原杏太、白輪地敬大が各1得点を記録している。得点者が5人に分散しているため、相模原は特定のストライカーだけを抑えれば済むわけではない。

一方で、金沢は開幕から2試合連続で3失点している。攻撃の選択肢が多い反面、試合が大きく動く展開を許してきた。相模原が先制すれば、金沢が前へ出ることで再びオープンなゲームになる可能性がある。

反対に、金沢が先制した場合は違う試合になる。相模原が前掛かりになれば、その背後を金沢が使えるかもしれない。

過去の対戦は接戦が続く

直近5回の対戦では、3試合が1点差、2試合が引き分けに終わっている。

Jリーグ公式の対戦記録では、2021年以降の直近5試合は相模原の1勝、金沢の2勝、2分け。スコアは次の通りだ。

  • 2021年10月24日:相模原 1-1 金沢
  • 2024年3月24日:金沢 1-0 相模原
  • 2024年7月27日:相模原 0-1 金沢
  • 2025年6月21日:金沢 0-0 相模原
  • 2025年11月9日:相模原 1-0 金沢

このカードは近年、どちらかが大量点を奪う展開になっていない。ただし、今回は両チームが第2節に4得点している。過去のロースコア傾向より、直近の攻撃状態が前面に出る可能性も考えておきたい。

試合展開の見立て

相模原が序盤の圧力を得点へ結びつけられるかが、勝敗を分ける第一のポイントになる。

相模原は前節、前半に2点を奪い、後半にも佐々木が加点した。ホームで同じように高い位置から金沢の前進を止められれば、主導権を握る可能性がある。

ただし、金沢は前節の0-2から4-3へ逆転した。先に失点しても攻撃を続けられるため、相模原がリード後に重心を下げすぎれば、鈴木や大澤、白輪地らがゴール前へ入る時間を与えかねない。

金沢が優位に運ぶには、相模原の最初のプレスを越えることに加え、ボールを失った直後の守備が欠かせない。佐々木への縦パスを早い段階で止められなければ、前節と同じように短時間で複数失点する危険がある。

勝敗予想を一方に固定できるほど、2試合の材料は多くない。ただ、問いへの答えは絞れる。相模原の圧力が金沢の前進を上回ればホーム側、金沢がその一列目を外せばアウェイ側へ試合が傾く。 最初の15分で、金沢がどこからボールを前へ運び、相模原がどの位置で奪っているかを見たい。

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