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宮崎が終盤勝負を制して3位、甲府は反撃届かず4位で百年構想リーグを終える

宮崎が終盤勝負を制して3位、甲府は反撃届かず4位で百年構想リーグを終える

テゲバジャーロ宮崎は2026年6月6日、明治安田J2・J3百年構想リーグ プレーオフラウンド第2戦の3-4位決定戦でヴァンフォーレ甲府に2-1で勝った。これで宮崎は3位、甲府は4位。第1戦でともに0-1で敗れた2チームの最終戦は、後半に3点が動く試合になった。

  • 第1戦:富山 1-0 宮崎、仙台 1-0 甲府
  • 第2戦:宮崎 2-1 甲府
  • 宮崎の得点:53分 土信田悠生、87分 松本ケンチザンガ
  • 甲府の得点:68分 藤井一志
  • 最終結果:宮崎3位、甲府4位

このプレーオフは同一カードのホーム&アウェーではなく、第1戦の勝者が1-2位決定戦へ、敗者が3-4位決定戦へ進む方式だった。したがって宮崎と甲府に「第2戦で逆転突破する条件」はなく、6月6日の直接対決で最終順位を決める構図だった。

目次

2試合の流れを整理する

第1戦で宮崎はカターレ富山に0-1、甲府はベガルタ仙台に0-1で敗れた。どちらも優勝決定戦には届かず、3位をかけて宮崎のホーム、いちご宮崎新富サッカー場でぶつかった。

プレーオフ2試合通算で見ると、宮崎は1勝1敗、2得点2失点。甲府は2敗、1得点3失点。数字だけなら小差だが、最終戦で終盤に勝ち切った宮崎と、同点後にもう一度崩された甲府で明暗が分かれた。

ここがポイント: 宮崎は第1戦の無得点から修正し、甲府は追いついた後の試合管理が課題として残った。

勝敗を分けたのは後半の交代とゴール前の決定力

この試合は前半0-0で折り返した。甲府公式の試合データでは、シュート数は宮崎13本、甲府9本。CKは宮崎6本、甲府5本で、セットプレーの回数にも大きな差はない。

それでもスコアを動かしたのは宮崎だった。53分に土信田悠生が先制。甲府は55分に大島康樹から藤井一志、内藤大和から太田龍之介へ動き、68分にその藤井が同点ゴールを決めた。

宮崎は終盤の一手が結果に直結

宮崎は81分に渡邉英祐から松本ケンチザンガへ交代。その6分後、松本が87分に決勝点を挙げた。交代出場の選手がスコアに直結した点で、宮崎はベンチワークを結果に変えた試合だった。

特に重要だったのは、甲府に追いつかれた後に押し切られなかったことだ。1-1の時間帯で守るだけに寄りすぎず、最後にもう一度ゴールを奪った。3位決定戦という一発勝負では、この差がそのまま順位になった。

甲府は同点後の設計が課題に

甲府は3-1-4-2で入り、後半の交代から攻撃を動かした。55分投入の藤井が68分に得点した流れは、修正が実った場面と見ていい。

一方で、同点後に勝ち越しまで持っていけなかった。甲府公式に掲載された渋谷洋樹監督の会見では、選手交代やオーガナイズを含め、選手へ明確に伝え切る部分を課題として挙げている。これは単なる精神論ではない。井上樹の状態を含めた守備の整理、前線に入れた選手をどう使うか、押し込む時間帯にリスク管理をどう置くかという実務の話だ。

両チームに残った意味

宮崎にとっては、J2勢の甲府を相手に勝ち切って3位で終えたことが大きい。第1戦の富山戦は0-1で落としたが、最終戦では2得点。土信田の先制、松本の決勝点という形で、前線の選手が結果を出した。

甲府はEAST-Bグループを1位で通過してプレーオフに入ったが、仙台戦、宮崎戦とアウェーで連敗した。地域リーグラウンドで積み上げた守備と前への圧力は土台になる。ただし、プレーオフの2試合ではどちらも1点差で敗れており、拮抗した試合を勝ちに変える部分が次の課題になる。

次に見るべきポイント

百年構想リーグの順位は決まった。ここからは、次のリーグ戦へ向けて何を持ち越すかが焦点になる。

  • 宮崎は、甲府戦で出た終盤の勝ち越しパターンを継続できるか
  • 甲府は、同点後や1点差の終盤で守備配置と交代策を整理できるか
  • 両チームとも、プレーオフの強度を次の公式戦で再現できるか

宮崎は3位という結果だけでなく、追いつかれてからもう一度取り切った内容を次に生かしたい。甲府は4位という順位以上に、2試合連続の1点差負けをどう修正するかが重い。次の公式戦で見るべきなのは、派手な新要素よりも、終盤の1点を取る、守る、その判断の精度だ。

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